人気ブログランキング | 話題のタグを見る

じい

 さっき、母に「おじさんが亡くなったよ」と言われました。
おじさんは私の母の歳の離れた従兄弟で、80代です。
 母の嫁ぎ先(私の家)から徒歩1分程先に住んでいて、知らない土地に嫁いだ母にとっては近くに身内がいて安心できる存在だったようです。
 私が生まれる前に両家の祖父が亡くなっていたので、私にとっては本当の おじいちゃんのようで、「じい」と呼んでいました。
 じいは、小さな商店を営んでいて、幼稚園と小学生の時に、じいの商売用のトラックに乗って、市場の せりに連れて行ってもらったり、遊んでもらったり、いつもニコニコして優しい じいでした。
 
 「じいー♪」

 「ひろちゃん(^^)」
じいとの思い出を思い出しています。
私が高校生の時に自転車で じいの家の前を通ると、よく「頑張れー!」って言ってくれたのを思い出しました。
 私が社会人になって、私の家の前を犬の散歩をしている じいと会話をしたのが最後の思い出です。 涙が頬を伝って眼鏡が曇って視界がぼやけています。
 6年前は私の家のゴタゴタで じいにも悲しくて辛い思いをさせてごめんね。
せめて私のウェディングドレス姿を見てもらいたかったけど、それも見せられなくて ごめんね。
 じいには とても良くしてもらって嫌いになった事は一度もなかったのに、何も じいが喜んでくれそうな事をしなくて ごめんね。
 こんな時に明日と明後日は山梨に行く事になっているのですが、山梨の美味しいお菓子のお土産を持って じいに届けに行くね。
 じい ありがとう。 一生忘れないよ。
 

by hiromi-osa | 2009-08-28 18:18